PowerPointでショートカットキーを作成する方法は?

PowerPointでショートカットキーを作成する方法について詳しく説明します。まず、PowerPoint自体にはデフォルトで多くのショートカットキーが用意されていますが、特定の操作に対して自分自身のショートカットキーを設定することは、直接的にはサポートされていません。しかし、いくつかの方法を用いることで、特定の機能に対してショートカットを作成することが可能です。

まず、最も一般的な方法は、マクロを使用することです。PowerPointではVBA(Visual Basic for Applications)を使用してマクロを作成し、それにショートカットキーを割り当てることができます。これを行うためには、まずPowerPointを開き、リボンの「表示」タブから「マクロ」を選択します。ここで新しいマクロを作成することができます。マクロの作成画面では、VBAコードを記述することができ、特定の操作を自動化することができます。

次に、作成したマクロにショートカットキーを割り当てるためには、再び「表示」タブから「マクロ」を選択し、作成したマクロを選択した後、「オプション」をクリックします。ここで、ショートカットキーを設定するためのダイアログが表示されます。例えば、Ctrl + Shift + Mのように、希望するショートカットキーを入力することができます。この設定を保存すると、以後そのショートカットキーを使用してマクロを実行することができるようになります。

また、PowerPointのリボンやクイックアクセスツールバーに特定のコマンドを追加することで、間接的にショートカットのように使うこともできます。リボンのカスタマイズを行うには、リボンの任意の場所を右クリックし、「リボンのカスタマイズ」を選択します。ここで、必要なコマンドをリボンに追加することができ、これにより特定の機能に素早くアクセスできるようになります。クイックアクセスツールバーに追加したコマンドは、Altキーを押した後に表示される数字を押すことで、ショートカットのように使用することができます。

さらに、サードパーティ製のソフトウェアを使用することで、より高度なショートカットキーの設定が可能になる場合もあります。これらのソフトウェアは、特定のキーの組み合わせをカスタマイズし、PowerPoint内での操作を効率化するためのツールを提供しています。これにより、ユーザーは自分の作業スタイルに合わせたショートカットを作成することができます。

以上のように、PowerPointでショートカットキーを作成する方法はいくつかありますが、最も一般的な方法はマクロを使用することです。マクロを作成し、ショートカットキーを割り当てることで、特定の操作を迅速に行うことができるようになります。また、リボンやクイックアクセスツールバーのカスタマイズも、効率的な操作を実現するための有効な手段です。これらの方法を駆使して、自分にとって使いやすいPowerPoint環境を整えていきましょう。

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