PowerPointで埋め込みオブジェクトを再リンクする方法は?

PowerPointで埋め込みオブジェクトを再リンクする方法について詳しく説明します。埋め込みオブジェクトとは、PowerPointのスライドに挿入された外部ファイルのことを指し、通常はWord文書やExcelスプレッドシートなどが含まれます。これらのオブジェクトは、元のファイルが変更された場合に、PowerPoint内でその変更を反映させるために再リンクする必要があります。

まず、埋め込みオブジェクトがどのように挿入されているかを確認します。埋め込みオブジェクトは、スライド上でダブルクリックすることで開くことができ、元のアプリケーション(例えばWordやExcel)で編集することが可能です。しかし、元のファイルが移動したり名前が変更された場合、PowerPointはそのリンクを失い、オブジェクトが正しく表示されなくなることがあります。

再リンクを行うためには、まずPowerPointを開き、該当するスライドに移動します。次に、埋め込みオブジェクトを右クリックし、表示されるコンテキストメニューから「オブジェクトのリンク」を選択します。このオプションは、オブジェクトがリンクされている場合にのみ表示されます。リンクが失われている場合は、オブジェクトを再挿入する必要があります。

オブジェクトのリンクを選択した後、リンクの設定を確認するためのダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、現在のリンク先のパスやファイル名が表示されます。もしリンクが切れている場合は、ここで「変更」ボタンをクリックして、新しいファイルの場所を指定することができます。新しいファイルを選択したら、PowerPointはそのファイルを新たにリンクし、オブジェクトが正しく表示されるようになります。

再リンクが完了したら、スライドを保存し、プレゼンテーションを再度確認して、埋め込みオブジェクトが正しく機能しているかを確認します。これで、PowerPointで埋め込みオブジェクトを再リンクする方法は完了です。もし再リンクがうまくいかない場合は、元のファイルが正しい場所に存在するか、ファイル名が正しいかを再度確認してください。

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