PowerPointでマクロにショートカットを設定する方法は、いくつかのステップを踏むことで実現できます。まず、マクロとは、特定の操作を自動化するための一連の命令を記述したもので、PowerPointではVBA(Visual Basic for Applications)を使用して作成されます。マクロを作成した後、そのマクロにショートカットキーを割り当てることで、より効率的に操作を行うことができます。
まず最初に、PowerPointを開き、マクロを作成する必要があります。これを行うには、リボンの「表示」タブをクリックし、「マクロ」を選択します。ここで新しいマクロを作成するために、マクロ名を入力し、「作成」ボタンをクリックします。これにより、VBAエディタが開きます。ここで、実行したい操作をVBAコードとして記述します。例えば、スライドに特定のテキストを追加するマクロを作成することができます。
マクロを作成したら、次にそのマクロにショートカットキーを割り当てる必要があります。これを行うには、再びPowerPointに戻り、リボンの「ファイル」タブをクリックして「オプション」を選択します。オプションウィンドウが開いたら、左側のメニューから「リボンのカスタマイズ」を選択し、右側の「キーボードショートカットのカスタマイズ」ボタンをクリックします。これにより、キーボードショートカットのカスタマイズダイアログが表示されます。
このダイアログでは、まず「カテゴリ」リストから「マクロ」を選択します。すると、右側の「コマンド」リストに、作成したマクロの名前が表示されます。自分が割り当てたいマクロを選択したら、下部の「新しいショートカットキー」フィールドに希望するショートカットキーを入力します。例えば、Ctrl + Shift + Mなどの組み合わせを使用することができます。入力したショートカットキーが他のコマンドと重複していないか確認し、問題がなければ「割り当て」ボタンをクリックします。
最後に、すべての設定が完了したら「閉じる」ボタンをクリックしてダイアログを閉じ、オプションウィンドウも「OK」をクリックして閉じます。これで、設定したショートカットキーを使用して、いつでもマクロを実行できるようになります。これにより、プレゼンテーションの作成や編集作業が大幅に効率化されることでしょう。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。