PowerPointで埋め込みオブジェクトを解除する方法は?

PowerPointで埋め込みオブジェクトを解除する方法について詳しく説明します。埋め込みオブジェクトとは、PowerPointのスライドに他のアプリケーションからのデータを直接挿入したもので、例えばExcelの表やWordの文書などがこれに該当します。これらのオブジェクトは、PowerPoint内で直接編集することができるため便利ですが、時には埋め込みを解除して、リンクされたオブジェクトにしたり、単なる画像として扱いたい場合もあります。

まず、埋め込みオブジェクトを解除するためには、対象のスライドを開き、埋め込みオブジェクトを選択します。オブジェクトを選択すると、周囲にハンドルが表示され、選択されていることが確認できます。次に、選択したオブジェクトを右クリックします。右クリックメニューが表示されるので、その中から「オブジェクトの編集」を選択します。これにより、埋め込まれたオブジェクトが編集可能な状態になります。

オブジェクトの編集が可能になったら、次に「オブジェクトの形式」タブを開きます。このタブには、オブジェクトに関するさまざまなオプションが表示されます。ここで「オブジェクトの変換」や「オブジェクトのリンク解除」といったオプションがある場合、それを選択することで埋め込みを解除することができます。特に「リンク解除」を選択すると、オブジェクトはもはやPowerPointに埋め込まれた状態ではなくなり、外部のデータソースとの関連が切れます。

また、埋め込みオブジェクトを単なる画像として扱いたい場合は、オブジェクトを選択した状態で「コピー」を選択し、その後「貼り付け」を行う際に「形式を選択して貼り付け」を選び、画像形式を選択することもできます。これにより、埋め込みオブジェクトが画像としてスライドに貼り付けられ、元のオブジェクトの編集機能は失われますが、スライドのデザインに合わせた形で利用することができます。

以上の手順を踏むことで、PowerPointで埋め込みオブジェクトを解除することができます。埋め込みオブジェクトの解除は、プレゼンテーションの目的や内容に応じて柔軟に行うことができるため、必要に応じて適切な方法を選択してください。

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